不審者への備え
2001年6月8日,大阪教育大学附属池田小学校に刃物を持った男が乱入し,児童8人が死亡,教師を含めて15人が重軽傷を負った事件を覚えておられる方は多いと思います。あの事件以来,学校では不審者侵入の備え(施設・設備の充実や避難訓練)に取り組んできました。
瓜生小学校でも,センサー付きのカメラを設置したり,注意を喚起する掲示をしたりして,予期せぬ事態に備えています。また,来週19日には警察の方に協力していただいて,不審者侵入を想定した避難訓練(教員は,不審者を抑止する訓練)を予定しています。
しかし,こうした備えは,あくまでも対処療法でしかありません。一番有効なのは,地域社会の『目』だと考えています。地域全体で子どもたちを見守る,地域全体で不審者に目を光らせることが最大の備えではないでしょうか。
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