ブログ読者のみなさん,小学生時代は一生懸命に掃除をしておられましたか?
恥ずかしいことに私はお世辞にもまじめとはいえませんでした。スキあらば遊ぶ,気が向いたらまじめにする,というようにいい加減な掃除態度だったように思います。
上の写真は今回のブログの題名にもなっている『掃除サボリの教育学』という本です。今から25年ほど前,新採用の頃に先輩教員からこの本(旧版)をいただいて読んだことを記憶しています。内容はよく覚えていないのですが,題名にインパクトがあり,『掃除』が『教育学』と結びつくのかといった印象を持ちました。『たかが掃除,されど掃除』なのですね。
さて,瓜生小学校の掃除の様子はどうでしょうか?私は,児童玄関と職員玄関の担当なのですが,6年生の班長さんを中心に実にまじめに熱心にしてくれています。40年ほど前の私の小学生の姿とは大違いです。
瓜生小の校舎は古いですが,きちんと掃除をして古いながらも美しい学校を目指していきたいものです。
本校体育館の周りを見ると,まず,いくつかのフレコンバッグが目に入ってきます。これは,アルミ缶の回収のために準備したもので,保護者や地域の皆様にはいつも大変お世話になっています。フレコンがいっぱいになると,回収業者に電話をし,回収に来てもらいます。お盆前後は10日ほどですべてのフレコンがいっぱいになりました。一度の回収で5000円ほどの収益となり,学校の教育活動の貴重な財源となっています。ご協力いただいたみなさん,ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
また,もう一つ白い『ドラえもん』のようなものがあることにも気づきます。これは,大気中の放射線の測定器です。不測の事態に備えて行政機関が設置したもので,定期的なメンテナンスもしていただいています。
さらに,体育館の壁面そばには,オシロイバナがたくさんの花をつけていました。誰が植えたわけでもないはずですし,満足に水ももらっていないはずですが,とても元気に咲き誇っていました。
今朝は秋の気配が感じられるすがすがしい空気が漂っていました。空は高く,秋らしい青空が広がっていました。学校田では,5年生が熱心に育てている無農薬・無肥料米が大きな穂を付け始めてきました。いよいよ秋ですね。
今日から第2学期が始まりました。40日余りの夏休みをご家庭で過ごし,いよいよ今日から学校での生活が再開されます。夏休み中に大きなけがや病気にかかる子もなく,今日は120人全員が元気に登校してくれました。教師にとって,子どもたちが元気に登校してくれることは何よりも幸せなことです。保護者の皆様のご理解とご支援に感謝申し上げます。
さて,今日は2学期の始業の日であると同時に防災の日でもあります。先般の台風10号は,東北地方に大きな爪痕を残していきました。進路が少し南にそれていたら,福井県にも被害が及んでいたかもしれません。今日の防災の日を機会に,ご家庭でも今一度災害時の対応・対処についてお子さんと話をしていただけると幸いです。