学校公開日
文部科学省では,平成32年度から本格実施される小学校学習指導要領(国が示す教育課程の基準)の改訂作業がすでに本格化しています。マスコミ報道などを見ると,小学校では英語の教科化(これまでは教科ではないので評価等はありませんでした)や『アクティブラーニング』の充実といったことが話題にあがっています。
改訂の基本的な考え方は,昨年8月に中央教育審議会が取りまとめた『論点整理』に詳しく記述してありますので,長文ですが興味のある方はお読みください。その中に次のような記述があります。
『教育課程の実施に当たって、地域の人的・物的資源を活用したり、放課後や土曜日 等を活用した社会教育との連携を図ったりし、学校教育を学校内に閉じずに、その目 指すところを社会と共有・連携しながら実現させること。 このためには、教育課程の基準となる学習指導要領及び幼稚園教育要領も、各学校が「社会に開かれた教育課程」を実現していくこと に資するものでなければならない。』
こうした視点に立ち,瓜生小学校では,学校が目指しているものを保護者の皆様と共有すべく,毎月『学校公開日』を設定しています。今日の学校公開日は児童会主催の『瓜生っ子まつり』の開催日ということもあり,たくさんの保護者の皆様が参観に来られました。
『社会に開かれた教育課程』の実現に向けて,今後とも研究・実践を続けていきたいと考えています。保護者の皆様,地域の皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
コメント